数字に驚かれて
節約生活を始めたあとの変化の一つとして、わが家に訪れる人が増えた、ということがあります。だいたいは節約にまつわるあれこれについてお話しするわけですが、その都度、こちらが示した数字に驚かれてしまうことがしばしば。
たとえば洋服の値段。
「可愛いお洋服ですね。昔買ったものとかですか?」
「いえいえ。これは最近になってリサイクルショップで買ったもので。確か、200円です」
「えっ、2,000円とお間違えではなく?」
実際、こちらの口から出てくるのは、100円、50円といった数字ばかり。食事にしても一食の原価は100円台です。
しかし物価高の今、外で食べれば数百円どころか、1000円以上するのもあたりまえ。
でもそんな「外」と比べると、わが家の金銭感覚は10分の1・・・とまでは言いませんが、まあ、いまだに何分の一かであることは確かです。