お金についてのギャップを感じる毎日で思い出すのは――(写真:著者)
母子家庭で、二人の子どもを育てながらフリーランスで仕事をしてきた72歳のひとりシニア・紫苑さん。そのため年金の額は月に5万円ですが、お金を遣わなくても安心して暮らすための工夫の数々をブログに記すと話題となり、楽しい毎日の様子は新聞やテレビなどでも紹介されるようになりました。その紫苑さんの節約術を日々の暮らしとともに紹介していくのが当連載。今回のテーマは「昭和にタイムスリップ」です。

節約生活と物価上昇

先日所用があり、わが家にやってきた息子。

「節約生活とは言え、物価上昇の影響は大きいでしょ?」

一緒に軽食をとりながらこう聞いてきた。

「あるね。野菜は明らかに高くなっているし、同じ値段でも量が少なくなっている食材も多い」

「食費、どのくらい増えた?」

「うーん、だいたい2000円くらい」

「2000円か。母のことだから1日ということはないと思うけど…一週間?それとも10日?」

「一か月です」

息子、マジか!と大笑い。でも、過度に心配されるよりも、笑ってくれてよかったと思った次第。

連載をお読みいただいている方には承知いただいているかもしれませんが、月50,000円の年金を得ている私。食費も月10,000円以内にとどめてきました。

しかし物価高を経て、今現在の食費は11,000円台の間で前後するようになっています。この先、いったいどうなるでしょうか。