イラスト:小林マキ

加齢とともに、尿トラブルに悩む女性は増えるもの。デリケートな問題だけに、相談しづらいという声も……。そこで、自分でできる対処法をアドバイスします(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)

尿トラブルで一番多いのは「腹圧性尿失禁」

芸術、旅行、スポーツの秋です。おでかけやレジャーを楽しみたくても、尿もれや頻尿が心配では、思う存分満喫できません。

「実は、40代以上の女性の約44%が尿もれや頻尿に悩まされているというデータがあります。そのくらい、年齢とともに尿トラブルを抱えるようになるのは、ごく自然なこと。ですから、50代以上なら多少の尿もれは当たり前と気楽に考えることから始めましょう」と話すのは、名鉄病院の加藤久美子先生です。さらに、次のように続けます。

「尿トラブルは、生活の見直しやセルフケアである程度予防・改善が可能。尿トラブルには大きく分けて二つのタイプがあり、対策が異なるため、まずは自分がどのタイプか知ることが大切です」(加藤先生。以下同)

一番多いのが、せきやくしゃみ、重い荷物を持つ、走るなどでお腹に力がかかった際に尿がもれる「腹圧性尿失禁」。いわゆる「尿もれ」です。