栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第28回は「こんにゃくの梅酒蒸し」です。
本日のメニュー「こんにゃくの梅酒蒸し」
こんにゃくの「梅酒」蒸しではなく、「梅干し」酒蒸しです。
日本語は文字面で読むので、視覚的と言われますが、まさに。
脳内で梅干しが思い浮かんだ人と、梅酒が思い浮かんだ人で
まったく違う印象になってしまうとは、面白いですね。
そして、梅酒蒸しも美味しそうです! 今度やってみます。
さて、今日は梅干しを使った酒蒸しです。
お肉や魚を合わせるのが定番かもしれませんが、合わせるのはこんにゃく。
梅干しの塩気と香り、そしてだしのうまみをじんわり染み込ませると
地味ながら、とても美味しくなるんです、こんにゃくが。
カロリー控えめで満足感抜群。食べ過ぎ予防にも、お通じ改善にもいい。
酒蒸しにして熱々ぶりんぶりんのこんにゃく、おでんのこんにゃくにも負けませんよ!
それでは、いざ、酒蒸し。