定番はポテトサラダ、ひじき、きんぴら、塩漬けきゅうり、ほうれんそうのごま和え、キャロットラペの6品。切り干し大根やもやしのナムル、蒸しかぼちゃや塩ゆでブロッコリーが加わることも。(写真提供:扶桑社)

定着したのは写真の6品。今は食べ飽きない、おみそ汁とご飯に合う普通のおかずが一番おいしく感じます。おしゃれと同じで、自分が心地よくいられることが大事ですね。

常備菜があれば、朝は冷凍しておいた塩じゃけやさばを焼くだけ、夜もメインのおかずをつくるだけですぐに野菜たっぷりの食事ができるのがいいところ。ほうろうやガラスの保存容器に入れておけば、そのまま食卓にも出せます。

わが家は全員が料理をするので、それぞれのおかずの担当が決まっています。私の担当はひじきときんぴら。だいたい2~3日で食べきるので、みんなが冷蔵庫を確認してそのつどつくり足して、常に5品前後はある状態にしています。

夫は毎日、会社にお弁当をつくって持っていくので、特に娘は「なかったらお父さんが困るよね」と言って、まめにつくっています。家族間の思いやりで続いているルーティンです。
 

『今日より明日がもっと楽しい ヤッホー! 60歳』(著:金子敦子/扶桑社)