「餅きんちゃく酒蒸し」
栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第31回は「餅きんちゃく酒蒸し」です。

本日のメニュー「餅きんちゃく酒蒸し」

前回に続き、本日もお餅の酒蒸しです。

お正月の角餅が、残り10個ぐらいになってきました。
普段お餅を買うことがないわが家では、「あとひと息」と思う気持ちと、
「今年のお餅が終わってしまう」という寂しい気持ちが入り交じります。

だからこそ、いかにお餅を美味しく食べきるかが大事。
1月は、いつも頭の片隅にお餅がいて、どうやって食べるかをこっそり考え続けているのです。

そういえば、お歳暮のハム(黒コショウをたっぷりまぶした鴨ハム!)が未開封のまま冷蔵庫に眠っている。お餅とハム……絶対美味しいはず!

想像しただけで、みるみるやる気が出てきました。

それでは、いざ酒蒸し!