福寿縁うらないでは、運気が衰える「逢魔(おうま)」と「空亡(くうぼう)」の2年間を「空亡期」と呼び、この時期はさまざまな困難が訪れます。苦手なタイプの人と関わらなければいけなくなる、介護や病気が降りかかる、仕事の環境が変わる、金銭的に窮地に追い込まれるなど、その人にとってつらい出来事が起こりがちに。
ちなみに私の場合、1つ前の空亡期から、朝ドラの脚本を書くという仕事が2度も舞い込むようになりました。朝ドラの脚本なんて、売れっ子の証拠じゃない! と思われるかもしれませんが、生来怠け者の私にとって、大好きなお酒を飲みに行けず、朝から晩まで毎日ひたすら脚本を書き続けなければならない状況は、もっとも苦手とすること。
けれど、この時期に起こった困難を「人生の宿題」と捉え、目の前の課題に真摯に向き合って乗り越えると、次の12年間は運気のステージがアップし、人生が右肩上がりになっていくのを実感しています。
逆にこの期間に、つらい出来事から逃げたり、いい加減に過ごしたりしていると、その先も宿題が続いていくことになる。運気が低迷している時期の過ごし方が、未来の運の行く末を決める分岐点となるのです。