100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第67回は「令和の時代にジュリーに魅せられる」のお話です。
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
故郷でのランチショー
2月とは思えない気温の中、私の故郷でランチショーをさせていただきました。
ホテル日航新潟開業20周年記念のホテルのイベントにお声掛けいただいたのは、1年程前の事でした。
その時は雪を心配していました。
新潟の2月は雪が多く降る時期です。
雪を考慮し、ディナーショーよりランチショーにし、遠方からのお客様の交通機関の心配などをしていたのですが、
蓋を開けてみると、コートのいらないポカポカ陽気で、暑くて汗だくになるという異例な天気でした。
そんな中、私も汗だくになりながら歌い踊り、心地よい疲労と高揚感と眠気の中この原稿を書いています。
早く書いていればいいものを、結構な確率でこうなります。
全くもって反省は学習につながりません。