馬小屋の重要な役割とは?
一緒に散策をしながら、先生が解説を始められました。
「当時の城の基準から考えれば、躑躅ヶ崎館は決して軍事的な能力が高いといえない。ここまで敵に攻め込まれる、ということを想定していなかったんじゃないかな」。
『武田節』では「人は城、人は石垣、人は堀」とうたわれています。城に頼るのでなく、人が結束して対処していこう、という信玄らの思想がそこに現れていたのかもしれません。
公園の一角には、発掘で見つかった馬小屋跡がありました。すると先生からは「当時の馬小屋には馬を飼う、ということ以外にも重要な役割がありました。それはいったいなんでしょう」とクイズが。
ヒントは武器。クイズの答えはここに記しませんので、ぜひ読者のみなさまもご自身でお考え下さい。