知恵と行動力、結束

何とこの日、次の日の試合会場と時間が二転三転と変更になり、その都度すべての手配をバラしてまた別のところを手配…これが選手の夕食後まで続いていた。

お弁当いります、いりません、軽食必要、どこでバナナ買える?個数足りますか?足りないよ。
それ要らないとコーチがおっしゃる。こっちのチームは「ナシ」になりましたー!!了解ー!

栄養補給にいろんなアイテムが

ここまで変更が重なったのは雨の日の翌日だけだが、普通に勝ち上がった日でさえ選手達の昼食、補食、練習場所などの行程を組む手配は続いてく。そして連日最長こんなことを父母で協力しながら続けていった先に、選手たちは決勝戦へと進んでいくのだ。

こうして書いていると、ふと、
「わたしはこの先野球をやらせたいと思う親を確実に減らしているんじゃなかろうか」と心配になる。

違う違う違う。わたしは「大変だからやめたほうがいいよ」と言っているのではない。

野球母が何人か集まると必ず、どうにか子ども達が安心して野球ができる環境を作ろうとがんばる。
知恵と行動力、結束。
数人そろうと多少相性はあるが、みんな向いているのは同じ我が子達の方向だ。
その中に1度でも混じってみると、家庭や仕事では得られないような独特の「達成感」のようなものを感じる時がある。