(マンガ:中川いさみ)
厚生労働省によると、認知症の患者は2025年に約700万人まで達するとされています。一方で「認知症の症状は、お天気と同じで晴れたり曇ったり。思うようにいかない日があれば、心が通じ合う<晴れ>の瞬間もある。周囲はそんな<晴れ>を増やす方法を知っておくことが大切だ」と理学療法士の川畑智さんは語ります。その川畑さんいわく、認知症が疑われる家族を病院に連れていくためには良い方法があるそうで――。

オレはまだボケてない

「なに? オレが認知症だと!? まだボケてないぞ!」

「病院!? お前が行け!!」

最近、ひどく物忘れが増え、生活にも支障が出始めている81歳のご主人を、なんとか一度病院に連れていこうと、必死に説得している中島さん。

ところが、「あなた、最近物忘れがひどいでしょ? 認知症の検査を受けてみたら?」とストレートに言ってしまったものだから、ご主人は大激怒。

「オレはおかしくない! お前が行け!」となってしまいました。

『ボケ、のち晴れ 認知症の人とうまいこと生きるコツ』(著:川畑智、監修:内野勝行、マンガ:中川いさみ/アスコム)