自分を「大事な友達だったら?」と考えてみる

そんなことを言われても、やはり他人と比べて
「自分なんて大したことがない」
「自分は何者でもない」
「もっと大きな役割じゃなければダメだ」と思う人もいるかもしれません。

そんなふうに感じる時は、「自分の友達だったら?」と考えてみてください。 

地味だけれど大変な仕事をしていたり、親の介護をやっていたりする友達には、
「頑張っているよね」と声をかけてあげたくなると思います。

きっと、その友達が果たしている役割が大したことない、なんて思わないはずです。
だから、自分に対しても、同じように考えてみてください。自分の担っている役割を認めて、「頑張っているね」「大事な仕事をしているね」と自分自身に言ってあげてください。

自分に言いにくいのであれば、私があなたに言います。

あなたは重要な仕事をしています!あなたがいるから世界は成り立っています!

※本稿は『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(著:今井孝/幻冬舎)

「口下手でも成功する社長はなにが違う?!」
「いつも自分で話が途切れてしまう……」
「居心地が悪くて自信が持てない」

会話で悩まなくなるために知っておきたい、今すぐできる逆転の術。
対人関係の悩みから自由になり、自分の居場所が見つかる一冊。

 

3万人以上の起業家を支援し、マーケティングコンサルタントして全国で講演、セミナーは常に満席の著者によると、「僕もそんなに上手い話し方ではありません」という。それでも伝えたいことを伝えビジネスを成立させて、会話に困らなくなったのには、これまでに培った逆転の考え方がある。キャラ設定をする・沈黙を楽しんでみるなど、目から鱗のスイッチ方法で、単なるうまい話し方ではなく、伝わる・つながる話し方を伝授する一冊。ベストセラー『誰でもできるのに9割の人が気づいていないお金の生み出し方』『起業家一年目の教科書』の著者が教える、コミュニケーション論の決定版。