年を取ると、好きなことだけを好きなだけやれるようになりますよ。それって、素敵でしょ?
年を取ることに、ネガティブになっていませんか?
年を取ると、できないことが増えると落ち込んでいませんか?
私が92歳になって感じるのは、「年を取ることって、なんて素晴らしいことなのかしら」という喜びです。
92年間生きてきた私が言うのですから、間違いありません。
年を取ると、見栄とかプライドなんてものが、どんどんなくなっていきます。生き方がとてもシンプルになっていくのです。
「いいえ、鈴木先生。私にはまだまだたくさんの執着があります」
「私は足が悪くて、もう歩けません。人生がつらいです」
そんなふうにおっしゃる方もいるでしょう。
年を取ると不要なものが自然に自分のまわりからなくなっていきます。不思議ですね。わざわざ時間と手間をかけて断捨離をしなくても、自分に必要なものだけが、ちゃんと残っていきます。
年を取ったら、好きなことだけを、好きなだけできる毎日ですから、こんなに楽しいことはありません。
どちらにしても、できることしかできませんから、できない自分をさっさと受け入れてしまえば、ニコニコ笑って上機嫌でいまを生きていけるのです。
すると、自然にまわりにニコニコ笑顔があふれてきます。