象徴的な映画
その裏でウイルスを利用しようとする軍の動き、感染拡大を食い止めようとする医学研究所の研究者、命がけで患者の治療を続ける医療者たちが描かれます。
それぞれの思いと行動がぶつかるなか、収束したと思われた感染症が復活します。ウイルスの変異株が現れたのです。
この映画がまさに象徴的で、今まで足を踏み入れることのなかった熱帯雨林に人間が入っていき、森を壊された動物たちが外に出て来るようになって人間と接する機会が増えています。
また、希少な野生動物を捕らえて商売をする人もいます。
グローバル化する社会では、多くの人が常に世界中を動き回っているので、遠いアフリカで起きた事例が、翌日にはアメリカに飛び火することもありうるのです。