全国で広がるAI活用の動き
AIを活用して効率を上げる動きは、全国で広がっています。
たとえば大手のイオンは、配送用トラックの最適ルートをAI活用で割り出し、総走行距離を1割減らすとしています。
広島が地盤の食品スーパー・フレスタでは、無人レジの導入と合わせてAIによる来店客数の予測を開始し、今後は需要予測や自動発注にまでつなげていくそうです。
小売業向けのシステム開発が専業のヴィンクスでは、AIを利用して季節的に売れる商品の自動発注の精度を高めるシステムを開発しています。
こうして、まるでいままでは工場や倉庫などで起こっていたような、人間と機械やロボット、そしてAIが共に働くことでビジネスを持続させていく仕組みが、街角の小売の現場にもやってきつつあるのです。