「銀行が安全」は大間違い!?

けれど、あなたはこれから何年生きますか?
わかりませんよね。
すぐに死ぬなら投資などしなくていいでしょう。

けれど80歳、いえ90歳、100歳まで生きる「リスク」もあるのです。

生きている限り、お金をただ寝かせておいて、実質的に目減りさせてもいいのですか。
人はいつ死ぬかもわかりませんし、いつまで生きるかもわかりません。
さわかみ投信のファンド仲間には、90代で投資を始められた人もいらっしゃいます。

それでも銀行に置いておきますか?
銀行に預けたお金は目減りすると言いました。

それでも、「銀行に置いておけば安全だから」と思う人もいるでしょう。
しかし「銀行が安全」というのは大間違いなのです。

まず「預金」という言葉が間違っています。
皆さん、この言葉のおかげで銀行にお金を「預けて」いると勘違いしていますが、実はお金を「貸している」のです。

銀行は公的な機関ではなく、あくまでも民間の法人です。
皆さんから「借りた」お金をさらに貸すことで利益を得ています。
 

アメリカの銀行破綻、今後の日本においても他人事ではない(写真提供:Photo AC)

銀行は公的な機関ではなく、あくまでも民間の法人です。
皆さんから「借りた」お金をさらに貸すことで利益を得ています。