「投機」は企業の価値を損ねることもある
じっくりとした経営、商品開発ができなくなり、目先の利益を株主に提供することが目的になってしまいます。
その株主たちもすぐに株を売ってしまうため、気づいた時には、その企業は、企業文化も、愛されていた商品も失って倒産……ということにもなりかねません。
投機は企業の価値を損ねる可能性が高いのです。
投機をする人も、お金儲けに魅入いられ、気づけば多額の資金をつぎ込んでいたという話もよく聞きます。
投機はギャンブルだと言っていいでしょう。
こうした、リスクが高く短期で大儲けしようとする「投機」と、長期にわたって株を保有して資産を増やそうとする「投資」はまったく別ものと考えてください。
投資は決して「危険」でも「うまい話」でもありません。
じっくりと企業を、日本を、あるいは世界を応援し、お互いに幸せになろうというものです。