ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでも話題となった、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」で創り出された世界は、日本のみならず世界を魅了しています。Instagramのフォロワーは370万人以上。今回は『婦人公論』(6月号)にも掲載中、ネギを土管と雨の波紋に見立てた作品について。
~四季を感じて~
猫がネギの土管で雨宿り
「拾ってください」と書かれたダンボールの中には猫。
しかも雨が降っていてこのまま放っておくのは可哀想。
でも家ではペットが飼えないし……という状況に実際に出くわしたことはないですが、ドラマや映画などではたびたび目にする場面だと思います。
6月は梅雨の時期ということで、そんな雨にまつわる作品をご紹介。
輪切りにしたネギを雨の波紋に見立てています。
ご存じの方も多いと思いますが、猫はネギを食べると中毒を起こすので食べられません。
作中ではネギの土管の中に雨宿りしている猫が。
一刻も早く連れて帰ってあげることをおすすめします。