トイレ掃除で暮らしの浄化
玄関が運気の入り口なら、トイレは、出口と言われています。
家の中は循環させてこそ、新しい運気が満ちてきますので、入り口と出口はきれいにして、気も風も水も通りやすくします。
汚れに気づいたら除菌シートでさっと拭く、泡タイプの洗剤をさっとかけておくだけでも違います。できるだけモノを置かず、シンプルに徹することで、掃除もしやすくなります。
昔はマットを敷いたり、ペーパーホルダーにカバーをかけたりしていましたが、洗う手間を考えると、何も置かず何もつけず、除菌シートでマメに拭き掃除をする方が清潔だと思うようになりました。
何も置かないと殺風景になりがちですが、友人宅では、壁紙を好みのものに張り替えたり、トイレットペーパーに北欧の人気ブランドの紙ナプキンを巻いて、ディスプレイのように床に置いたりしていました。
これだけでお洒落度は高いですから、他はシンプルで十分です。小さい空間なので、自分の好みを大胆に展開できる空間だと思いました。
私は、小さな花器を置いて、サブスクで届く花を飾っています。
届いたら、そのまま花器に差せばいいだけなので便利です。
やはり、お花のあるところは綺麗にしたいと思うので、トイレにこそ、花はピッタリだと思っています。
※本稿は、『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』(著:横田真由子/クロスメディア・パブリッシング)
家の中は、モノで溢れてしまっていませんか?
モノとの関係は、自分のライフスタイルの根幹をなすものです。
いらないものを手放し、上質なものを少しだけ持つ軽やかな暮らしを始めることで、人生がより素敵に豊かに彩られます。
本書では、家で使うモノやコトを見直し、より自分にあったライフスタイルへと仕立て直す方法について紹介します。