自律神経の乱れにも影響する「背骨」の役割とは
それから、歩くときに生じる上下運動の衝撃を吸収し、脳にその衝撃を与えないようにする働きも持っています。
つまり、三つの背骨の役割以外にもう一つ、「体への衝撃を吸収する」という働きがあります。
でもこの働きは、背骨の柔軟性がないとうまく機能しません。
また、背骨が硬いと自律神経が乱れて呼吸も浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると、交感神経が優位になって体が緊張状態になるため、疲れやすくなり腰にも負担がかかりやすくなります。
背中や腰は脳にとっては最も認識しづらい場所であるだけに、脳内のボディマップ(身体地図)が不鮮明になって硬くなりがちです。
足りていない刺激を補う意味で、背中を柔らかくしていくことが、最も簡単で効果的。
それには体をひねることが有効です。
そこでこういった柔軟性を定着させるためにも、背骨の動きをよくするための運動をこれからご紹介していきましょう。
そこでこういった柔軟性を定着させるためにも、背骨の動きをよくするための運動をこれからご紹介していきましょう。