生産性の低いひとり言

一方で、否定的で、たんに悪態をついているだけのような、生産性の低いひとり言もあります。

そのようなマイナスのエネルギーを持ったひとり言を発していると、自分自身がどんどん非生産的でマイナス思考の人間になっていきます。

『なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?』(著:加藤俊徳/クロスメディア・パブリッシング)

そう考えると、ひとり言は扱い方次第で、とても危険なものでもあるということができます。

私のクリニックを訪れる人たちの中にも、否定的でマイナスの言葉ばかりつぶやいている人がいます。

やはりそういう人の脳は、極端に活動が弱くなっています。

良いひとり言は、脳を活性化させ、悪いひとり言は脳をダウンさせます。

そう言い切ってよい、と私は考えています。

この記事では、「良いひとり言」と「悪いひとり言」の違いは何かについて考えながら、人生を豊かにする良いひとり言の選び方とつぶやき方を見ていきましょう。