良いひとり言とは肯定的なつぶやきだ!
良いひとり言の特徴は、ポジティブであるということです。
「きっとできるはず」、「うまくいくさ」と自分の可能性を信じる言葉や、「私は正しい」、「我ながらあっぱれ!」といった自己を肯定する言葉がそれに当たります。
誰でも、上のような肯定的な言葉を投げかけられたら、気分は良くなるでしょう。それは自分自身に投げかけるひとり言でも、全く同じです。
気分が良くなれば、脳は活発に動き出し、良いアウトプットができるようになります。
自分が一番気分が良くなったり、乗ってくような言葉が何かを調べてみて下さい。
人それぞれによって、脳が働きやすい言葉は違いますから、何度か口にして試してみるといいでしょう。
ちなみに私は、「やれるんじゃない?」「いけるんじゃない?」というような自分を激励したり、鼓舞する言葉をよく使います。
なぜなら、私が身を置く研究の世界は、理論が発見され、認められれば、他者から賞賛を受けることができますが、その前の段階では、賞賛どころか誰も見向きもしてくれないからです。
もちろん、賞賛がほしくて研究をしているわけではありませんが、自分の研究が価値あるもので、自分のやり方が間違っていないと信じるためにも、自分で自分を賞賛したり、激励するようなひとり言をつぶやいて、自分を鼓舞するわけです。
前述した会社の経営者と同じく、孤独な世界なので、自分で自分を支えるしかないのです。
私自身も、自分のひとり言によって支えられてきたと思っています。