常備するべき食材は?

*ハムやベーコンなどの肉加工品、ちくわやかまぼこといった練り製品。*乾麺は、日本そば、中華麺、春雨、パスタなど。ほかに、そうめん、ビーフンなど好みのものを。*チーズは、スライスタイプのナチュラルチーズとブロックタイプのハードチーズ。*冷凍しておくのは、ご飯、餅、パン、市販の冷凍うどん。ご飯の冷凍は、炊き上がってまだ温かいうちに小分けにしてラップで包み、冷めてから冷凍庫に入れるのがおいしさを保つポイント(『71歳、ひとり暮らし。愉しい定食 さっと作ってゆったり味わう』より。撮影◎邑口京一郎)

肉加工品、練り製品、チーズ、乾麺は常備。ご飯やパン、うどんは冷凍庫にあると安心。

思った以上に便利なのが、ハムやベーコン、ソーセージなどの肉加工品、ちくわやかまぼこといった魚介加工品である練り製品。

下ごしらえがいらないからすぐに使えるだけでなく、ちょっと加えるだけで味出しになり、肉や魚介がなくても料理が成り立ちます。

チーズも日持ちがしてすぐに食べられる便利アイテム。また、ご飯やパン、麺などの主食はストックがあると安心。

乾麺はゆでるのに時間がかかりますが、賞味期限が長いので、早く使わなくちゃ、と気にする必要がありません。

 

※本稿は、『71歳、ひとり暮らし。愉しい定食 さっと作ってゆったり味わう』(家の光協会)の一部を再編集したものです。


71歳、ひとり暮らし。愉しい定食 さっと作ってゆったり味わう』(著:大庭英子/家の光協会)

ひとり暮らしのシニアに向け、ラクで楽しいひとりごはんを提案。
今回は「ひとり定食」という切り口で、食事メニューの組み合わせを中心に紹介。
基本的に「下ごしらえはなし」「その場でパパッと作れる料理」に焦点を絞り、いつものおかずをお弁当箱に詰めて見た目を変化させたり、ひとりの食事を楽しむ工夫が盛りだくさん。簡単でおいしく食べられる、大庭さんなりの定食の考え方がちりばめられた内容です。