7月14日、猛暑と荒天のなか、大相撲名古屋場所が、愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で初日を迎えた。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。

前回「史上最速、幕下付出しでの初土俵から7場所目で新小結・大の里が涙の初優勝。ちょん髷力士のパワーが幕内の土俵で炸裂」はこちら

期待するのは新関脇・大の里

大相撲名古屋場所が、愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で初日を迎えた。前売りチケットは完売だそうだ。

暑い名古屋での熱い戦いへの期待とともに、心配もわいてくる。

期待するのは、初土俵から7場所で史上最速優勝を果たした新関脇・大の里だ。連覇をし、相撲の内容が良ければ、大関昇進の道が開けるかもしれない。

心配は、大の里の髪の毛がなかなか伸びず、今場所もちょん髷だということではなく、崖っぷちの上位陣だ。

2場所途中休場の横綱・照ノ富士が、自身の目標とする10回目の優勝ができるか?先場所休場した大関・貴景勝は9回目の角番を脱出できるか?先場所負け越して大関を転落した霧島が関脇で10勝以上をあげて大関に復帰できるか?が心配なのだ。

大関の琴櫻と豊昇龍は、連勝して優勝バトルを繰り広げてほしい。

しかし、初日はその願いもむなしく3大関が全滅し、NHKテレビ実況の三輪洋雄アナウンサーが「結び、横綱が締めました」と力を込めて言うはめになった。

関脇の登場となり、霧島は勝った。しかし、大の里は武器である右差しを前頭2枚目・御嶽海に封じられて押し出された。御嶽海は「さすが元大関」という相撲を見せた。

その後、関脇・阿炎が負け、大関の貴景勝、豊昇龍、琴櫻が次々と敗れたのだ。

向正面解説の舞の海さんは、「これは北の富士さんはテレビの前で怒ってますよね」と言った。