「恥ずかしい」という感覚・観念

藤子・F・不二雄先生の作だったと記憶しているのですが、現代とは似て非なる社会をテーマとするSF小品がありました。

本郷和人先生が監修を務める大人気の平安クライム・サスペンス!『応天の門』(作:灰原薬/新潮社)

そこでは「性」は恥ずかしがるようなものではありません。そのため絵本のシンデレラにも、王子とシンデレラが性交をしている描写が含まれる。

その代わり、「食事」はとても恥ずかしい。他人に見られぬよう、閉ざされた空間でご飯を食べる。「恥ずかしい」という感覚・観念は、社会によって異なるのだ、という訳ですね。