読むのをやめていい
「おもしろくない」と感じながら無理やり読み続けることは、「楽しく読めなくなる」につながる危険性があります。
特に、読書好きではない子どもの場合はその傾向が強いため、無理に読むのは避けたほうがいいでしょう。
「つまみ食い読書」は、自分の好みを探るためにまずは5分読んでみて、その先を読みたいかどうかを判断するという選書方法です。
どんな本を手に取ったときでも、この読み方をして「おもしろい」「読みたい」と思ったときにだけ先に進みましょう。
少し読んでみて、合わないと思ったら読むのをやめる。
それでいいのです。
「おもしろくない」と感じながら読み続けるよりもずっと価値があるのは、次なる新たな本を開き、「おもしろい」と感じながら読むことなのですから。
※本稿は、『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(笹沼颯太/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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1万人以上の子どもを読書にハマらせた著者だからこそ伝えられる、家庭でできる読書教育のコツ