(写真提供◎photoAC)

読むのをやめていい

「おもしろくない」と感じながら無理やり読み続けることは、「楽しく読めなくなる」につながる危険性があります。

特に、読書好きではない子どもの場合はその傾向が強いため、無理に読むのは避けたほうがいいでしょう。

「つまみ食い読書」は、自分の好みを探るためにまずは5分読んでみて、その先を読みたいかどうかを判断するという選書方法です。

どんな本を手に取ったときでも、この読み方をして「おもしろい」「読みたい」と思ったときにだけ先に進みましょう。

少し読んでみて、合わないと思ったら読むのをやめる。

それでいいのです。

「おもしろくない」と感じながら読み続けるよりもずっと価値があるのは、次なる新たな本を開き、「おもしろい」と感じながら読むことなのですから。

 

※本稿は、『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

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東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(笹沼颯太/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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