注意を払っても無駄なこと

多くの取材を受けるようになって、ますます言葉に細心の注意を払うようになっていきました。

でも、注意を払っても無駄なこともあります。

だって一言も言っていないことを平気で書くし、録画映像なんて、編集でどんなニュアンスにでも作り変えられてしまいます。

そういえば私の若い頃には、いわゆる「トップ屋」と呼ばれる連中がいました。

元々はどこかの雑誌かスポーツ誌にいた人間がフリーになって、「特ダネ」として記事を売って商売にしているのです。