(以下全てイラスト:たまご)
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「下山を楽しもう」です。

登ったらもれなく「下山」がついてくる

「山頂に着いたぞ!」で、終わらないのが登山です。

そもそもですが、ほとんどの登山には、登りきったら「下る」がもれなくついてきます。

そして私はこの「下山」を、なぜか以前よりもしんどく感じるようになってきました。原因は年齢でしょうか…。

【1】浮石の多い下りはしんどい!

特にしんどいのは浮石が多い山での下山。それこそ疲れが倍増します。

浮石とは、地面にしっかり固定されていないために、踏むと動いてしまうような不安定な石のこと。

意図せず浮石に乗ってしまうと、石が動いて滑って、転倒はもちろん、それで自分が落とした石や岩が他の登山者に当たるといった重大な事故の原因になることも。