女優と介護のふたつの仕事どちらも好きで、やりがいがある
介護の現場では、利用者さんが主役で、私は陰のマネジャーみたいな存在です。一方、女優業では、私が表に立つので、もう真逆ですよね。
だからでしょうか、「女優と介護の二足のわらじは、大変でしょう」と聞かれることがよくあります。
でも私の中では、結構バランスは取れているのです。どちらも自分にとっては居心地がよく、やりがいがあります。
たとえば午前中に介護の現場に行って、午後からは着物姿で舞台に立つ、なんてこともありました。振り幅が大きすぎですよね(笑)。
体力的にはギリギリでも、メンタルの切り替えは不思議なほどすんなりできて、むしろメリハリを楽しめていました。