(写真提供:Photo AC)
訪れた温泉は約500湯、女ひとりで温泉を巡りまくっているという永井千晴さん。旅行情報誌編集部で働いた経験を活かし、現在は「温泉オタク会社員」としてブログなどで温泉情報を発信しています。その「温泉オタク会社員」こと永井さんが温泉の楽しみ方を紹介する当連載。今回のテーマは「ひとりメシのさびしさを解消する“部屋食”」です。

ひとりメシのさびしさを解消する“部屋食”

ひとり温泉旅行によく行くというと、多くの人から「さびしくないの?」と聞かれます。

自分でひとりを選んで行っているとはいえ、さびしさ、感じないわけではありません。

中でも食事は難関です。

私はひとり牛丼やひとり寿司ができる人間ですが、「おいしい」「見た目かわいい」といった感想はたしかに、誰かとシェアしたほうが楽しいです。

旅館の食事処で、他のお客さんにまぎれてひとり食事をとるのも、正直得意ではありません。