若い世代ほど精神疾患による休職者の割合が高い?

約79万人の地方公務員を対象とした調査でも、病気で長期間休んでいる人の61・3%が「精神及び行動の障害」が原因とされており、こちらも年々増加しています。

文部科学省の調査によれば、全国の公立学校の教員のうち、2022年度に精神疾患で休職した人は6539人(前年度比642人増)。

2年連続で過去最多を更新したと報告されています。

教育職員の精神疾患による病気休職者数(本書より)


さらに、精神疾患で1カ月以上の病気休暇を取った教員と合わせると、1万2192人に上ったといいます。

この調査では、若い世代ほど精神疾患による休職者・休暇取得者の割合が高いことが明らかにされています。