ヒートショックから身を守る方法
(1)脱衣所や浴室などに暖房器具を置く
脱衣所や浴室は北側に配置されていることが多く、どうしても室温が低下しがち。そこで、小型の暖房器具を置き、居間との温度差をできるだけ少なくします。窓を二重にするといった、断熱性を向上させるリフォームも効果的です。
(2)シャワーを使ってお湯を張る
シャワーを使って浴槽にお湯を張ると、浴室全体の室温が高くなります。
(3)1人のときに入浴しない
激しい血圧の変動は失神を招くこともあります。浴槽内で失神して溺れてしまうケースもあり、できれば家族がいるときに入浴するようにしましょう。
(4)食後・飲酒後の入浴は避ける
食後1時間以内は血圧が下がりやすいので、入浴を控えましょう。アルコール摂取後も血圧が下がりやすいため、そのタイミングで入浴すると意識を失うリスクが高くなります。そもそも、飲酒後の入浴は高齢者に限らず厳禁です。