動物の運命の違いを絵本に

自分も考えてみました。
知らず知らずのうちにこの日本という社会に必然的に育ち
当然のように常識を受け入れ
あたりまえのように暮らして来たけれど…

なんかおかしなことしちゃってないかな~って。

そんな時、牛がいっぱい運ばれていくトラックを見かけたのです。
檻の隙間から鼻先がいくつも出ていました。
その向こう側にはおしゃれに着飾った人々が楽しそうにしていて…
そして思いました。
動物園の動物と家畜の動物のあまりにもの運命の違い。

最初はリアルな絵で現実的なストーリーを考えたり
いやいやこれじゃあ辛くて絵本には無理だろうと
「わてらもうちょっとよくしてもらってもええんちゃいますか~?」
って牛さんや豚さんが叫ぶギャグ漫画的なものを考えたり…で
最終的に今の形に落ち着きました。

こんなに時間を経た後に、こんなにみなさんに見ていただけることになって
ひたすら嬉し恥ずかしです。

「なんだもんぱんだもん」(イラスト◎はせがわゆうじ)
(イラスト◎はせがわゆうじ)

サンタさんのゆめ・トナカイさんのゆめ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

クリスマスがちかづくとプレゼントのじゅんびに、サンタさんは、いつも大いそがし。でも、ことしのサンタさんは、なんだかちょっぴりつかれてるみたい……。願いを叶えて自由になったサンタさんが見つけた“本当の幸せ”とは
サンタさんパート、トナカイさんパートの両面から読めるオトクな1冊。<クリスマスプレゼントにもおすすめ>

ふたごパンダのこころコロコロ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

ころんころん。ふたごのパンダがとびたつ先は?「読むとやさしい気持ちになれる」「読み聞かせると、親子でこころが温まる」読み聞かせにも最適な、心温まる物語をお届け。

ふたごパンダとおともだち
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ)

<いのちの おもさは かわらない>
読んでほっこり、ときどきクスリ。ふたごのパンダのなかまたち
『ふたごパンダのこころコロコロ』で好評を博した癒やし絵本第2弾。子どもから大人まで、プレゼントにも最適な1冊です。