自分を感じられるものだけを残す

何もかも減らすのではなく、自分が本当に好きなもの、自分を感じられるものだけを残していくことは、自分の人生と向き合うことでもあると感じています。

かつての私は、収納いっぱいに服を詰め込み、その服に合わせた靴やバッグ、そして調理道具や器など数えきれないものに囲まれて暮らしていました。

『人生は折り返し地点からがきっとたのしい』(著:namytone/インプレス)

昔から片付けが好きだったので、整理整頓することで、何となくすっきり見せていました。

でも実は、何をどのくらい持っていて、どこで購入したものかを把握できていなかったのです。

「持っていること」に満足しているだけで、使っていないもの、見栄や流行に乗って買ったものがたくさん……。