「良い人生」を考える6つのポイント
1.ギリシャの哲学者エピクロス
良い人生のためには、衣食住などのニーズが満たされていることが必要になるが、ニーズを次の3つに分けた。
a.自然かつ必然なもの、食べ物。
b.自然だが、必然ではないもの、セックス。セックスなしでも生きられるが、繁殖しないと人類はいなくなる。
c.自然でも必然でもないもの、化粧。化粧を好む文化は多いが、なくても困らない。
2.世界人権宣言
世界人権宣言は、1948年に国連総会で採択された人権宣言である。
日本的な感覚では、なぜ「良い人生」と人権が結びつくのか、わかりにくいかもしれないが、人権なくして良い人生はない。
3.宗教とスピリチュアルなアプローチ
生きていく途上で、人は様々な迷いや悩み、苦しみを持つ。歴史的には宗教が救済を与えてきた。また、最近はスピリチュアルなものへの関心が高まっている。