生活不活発病は回避できる
日頃から「することがない」「何でもやってもらえる」「面倒くさい」と感じている人ほど要注意です。
たとえば「することがない」といって家でゴロゴロしていると足腰が弱ってしまいます。
「何でもやってもらえる」というのは一見恵まれているように見えますが、「面倒くさい」と同様に、足腰どころか気力まで失われてしまいます。
少し足腰が弱くなったとしても、歩くことや身のまわりのことを他人に任せずに自分でやる。これなら、生活不活発病にはならないでしょう。
日頃から「することがない」「何でもやってもらえる」「面倒くさい」と感じている人ほど要注意です。
たとえば「することがない」といって家でゴロゴロしていると足腰が弱ってしまいます。
「何でもやってもらえる」というのは一見恵まれているように見えますが、「面倒くさい」と同様に、足腰どころか気力まで失われてしまいます。
少し足腰が弱くなったとしても、歩くことや身のまわりのことを他人に任せずに自分でやる。これなら、生活不活発病にはならないでしょう。
1952年山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授(精神医学)、聖路加国際病院リエゾンセンター長・精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を経て、現職。また実際に仏門に入るなど仏教に造詣が深い。
著書に『精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」』(PHP研究所)、『精神科医が教える 繊細な人の仕事・人間関係がうまくいく方法』(三笠書房)、『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』(以上、大和書房)、『頭がいい人、悪い人の老後習慣』(朝日新聞出版)、『精神科医がたどりついた「孤独力」からのすすめ』(さくら舎)などがある。