沖縄の長寿の大きな原因
それに対して、老年医学専門家の柴田博先生は正反対の考えをもっています。
沖縄の長寿の最も大きな原因は、日本全体がまだ肉不足にあえいでいたころから肉をよく食べ、脂肪摂取量も全国平均を一日5gくらい上回っていたことをあげています。
しかし、肥満を防ごうという指導によって沖縄県民の脂肪摂取量は減り続け、それと比例するように平均寿命の順位も下がっていきました。
※本稿は、『医者にヨボヨボにされない47の心得 医療に賢くかかり、死ぬまで元気に生きる方法』(講談社)の一部を再編集したものです。
ヨボヨボにならないためのひとつの大きなポイントは、医者との賢いつきあい方にあります。
30年以上にわたる高齢者医療の経験とさまざまなデータから、著者ならではの「心得」を47にまとめました。
出典=『医者にヨボヨボにされない47の心得 医療に賢くかかり、死ぬまで元気に生きる方法』(著:和田秀樹/講談社)
和田秀樹
精神科医
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として、35年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。主な著書に『年代別 医学的に正しい生き方』(講談社)、『六十代と七十代 心と体の整え方』(バジリコ)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『80歳の壁』『70歳の正解』『コレステロールは下げるな』『「せん妄」を知らない医者たち』(いずれも幻冬舎新書)、『心が老いない生き方 - 年齢呪縛をふりほどけ! -』(ワニブックスPLUS新書)、『65歳、いまが楽園』(扶桑社新書)、『なぜあの人はいつも上機嫌なのか』(扶桑社文庫)、『人は「感情」から老化する 脳の若さを保つ習慣術』(祥伝社黄金文庫)など著書多数。