歩数と腎機能の関係
医学雑誌「ジャーナル・オブ・カーディオロジー(日本心臓病学会誌)」(2021年8月)に、急性心筋梗塞を発症した73人の男性(平均年齢65歳)について、身体活動レベルと腎機能低下の変化を2年間観察した臨床研究が発表されていました。
それによると、退院後6カ月間の歩数の中央値に基づき、歩数が4719歩未満の群と4719歩以上の群に分けた結果では、歩数の多い群のほうが腎機能が有意に改善していることが明らかになっています。
しっかり歩くと腎臓まで元気になるのです。
※本稿は、『百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。
『百歳まで歩ける人の習慣 脚力と血管力を強くする』(著:伊賀瀬道也/PHP研究所)
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