ボランティアに向いている人

それに、そもそもボランティアには「向いている人」と「向いていない人」とがいるのです。

向いているのは、困っている人を放っておけず、気配りがきいてどんどん動ける人です。

『心と体が乱れたときは「おてんとうさま」を仰ぎなさい: 人生が大きく変わる自律神経のルール』(著:小林弘幸/草思社)

そういう人は、小さい頃から多くの人にもまれるような環境で育ってきたケースが多いのですが、他人のために働くのがまったく苦痛ではないんですね。

もちろん、ボランティア活動をする中ではつらいことや苦しいこともたくさんあるのですが、そのつらさや苦しさよりも、困っている人たちの役に立つよろこびや気持ちよさのほうが大きく上回るタイプです。