「有給休暇」は、正々堂々

週末に2日間、生活リズムを保ったうえで心と体をしっかり休めても、それでも疲れが取れないようなら、それは、もう少し休養が必要なタイミングです。有給休暇を取りましょう。

産業医面談でも、「上長と相談して、数日間、有休を取って少し休んでみたらどうですか?」と提案することはときにあり、それだけで心身の不調が良くなる方もいます。

(写真提供:Photo AC)

仕事内容が合っていないという場合は別として、働きすぎて疲れがたまっているときには、休養が何よりの薬です。数日間、仕事から離れて過ごすことで体調が戻ってくることもあるのです。

そもそも現代人は、情報過多になっています。

仕事をしていれば気がかりなこと、熟慮が必要なこともあるでしょう。複数のプロジェクトが同時進行して、マルチタスクをこなさなければならないことも多々あると思います。

そんな日々のなかで、家に帰っても、寝る時間になっても仕事のことが頭から離れず、あれこれと考えが巡ってしまうようなら、そこから一歩距離を置いてリフレッシュする時間が必要です。