視聴者の反応

貴族から武士へと時代の中心が移ることを象徴するような光景を前に、まひろがつぶやいた台詞は「嵐が来るわ」でした。

その予言めいた台詞に、第一話の冒頭シーンを思い出した視聴者も多かったようで…

例えばネットでは「第一話での晴明様の言葉『紫微垣の天蓬の星がいつになく強い光を放っている。雨が降るな』を思い出した」「第一話では晴明が雨が降ることを予言して始まった。その最終話でまひろが嵐を予感して終わるの、物語の構造として美しい」「望月の夜は嵐と嵐のつかの間の晴れ間だったか…」といった声が見られていました。

また乙丸役を演じた矢部太郎さんも、音声コメントコーナー『君かたり』の中でラストシーン撮影時を振り返って「最終回でまひろさんが『嵐が来るわ』って言って終わるのも、ちょっと繋がっている感じがするな…って。雨が来て始まって、嵐が来るっていうような」と感想を語っていらっしゃいました。

大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。

彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

脚本は大石静さんが担当しています。

大河ドラマ「光る君へ

主人公は紫式部(吉高由里子)。 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性。彼女は藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

【作】大石静(脚本家)
【放送予定】[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分 [BSP4K]日曜 午後0時15分