高血圧患者数が増え続けているワケ
厚生労働省が2017年に行った「患者調査」では、継続的な治療を受けていると推測される高血圧症の患者数は約993万人。
2位の歯肉炎および歯周疾患の約398万人、それに続く糖尿病の約328万人に大きな差をつけて1位にランクインしています。
また、国内の高血圧症有病者数を推定4300万人とするデータもあり、高血圧症は癌や糖尿病と並ぶ国民病のひとつといえるでしょう。
ただし、ここでみなさんに紹介しておきたいことがあります。それはこの60年ほどの間に高血圧の基準数値が何度か見直され、その度に患者数が増えてきたことです。