一番強いネタを1本目にするか、それともとっておくか
このように、時に大きなドラマを生むネタ選びですが、いざ決勝に進出したときに、1本目と2本目でどのネタをやるのかは、正直かなり悩みます。爆笑を狙えるネタが2本もあればいいんですけど、1年に2本も、そのレベルにまで仕上げるのは難しい。
となると、一番強いネタを1本目にするか、それとも2本目にとっておくか。
まず最終決戦の3組に残らなくちゃいけないことを考えると、やっぱり、決勝の1本目に一番強いネタをやるのがセオリーでしょう。
そこで爆発できれば、2本目のクオリティが少し落ちても、1本目の勢いがゲタを履かせてくれます。
「決勝の2本目は跳ね切らないことが多い」とよく言われるのは、みな、優勝をかけた極限状態で、1本目に一番強いネタを持ってくるからなんです。