駿河屋から勘当された蔦重

平賀源内に”序”を書いてもらったことで、『細見嗚呼御江戸』は大いに話題に。

しかし本そのものは売れるも、吉原の客足は思ったより伸びず、悩む蔦重。

そこで一計を案じ、あらたに<入銀本>の企画をでっちあげることに。

長谷川平蔵から50両を巻き上げたのちも、女郎から多くの入銀が集まったために、タダで本ができることとなり、喜ぶ女郎屋の主人たち。

しかし蔦重の育ての親・駿河屋の主人・市右衛門だけは激怒。ついに蔦重を勘当してしまいます。