BE:FIRSTの7人が幸せでいられたら
昨年11月にデビュー3周年を迎え、現在はドームツアー中のBE:FIRST。今年はグループ初のワールドツアーも控えている。
――BE:FIRSTのメンバーとは、家族より長い時間をともに過ごしていますね。俳優の仕事をして戻ってくると、いつも通り迎えてくれて、「帰ってきたなあ」とホーム感を強く覚えます。
メンバーは根っからいい奴ばかり。僕はこの7人が出会ったことは運命だと考えていて、変な話ですが、メンバーのみんなが幸せで笑っていてくれたら、それだけで十分なんです。グループとして実現したいこともあるけれど、まずはメンバーの幸せが一番。
僕個人としても、ありがたいことに充実した毎日を送っています。俳優の仕事もアーティストとしての仕事も全力でやりたいので、家には寝に帰るだけの生活でも不満はありません。
ただ、揺るがず大切にしていきたいと思っていることはあります。たとえば、自分に嘘をつかないこと。自分の心は騙せませんから、違和感を抱えたまま進まず、納得したうえで行動することを心掛けています。
そのためにも、立ち止まって俯瞰して考える時間は大切にしたい。芸能界は、2~3年先までスケジュールが決まっている世界。びっくりしてしまうけれど、これが現実ですから、日々の仕事に追われているとどんどん時間が過ぎてしまう。なので、僕は数年後、数十年後になりたい自分から逆算して、今すべきことをするようにしています。