そして何より、縁を大切にすることですね。何でもそうですが、人とのご縁から世界が広がっていくので。実は先ほどお話しした映画『誰よりも~』の内田英治監督との出会いもそうでした。

たまたまお世話になっているプロデューサーさんと僕が同時期に韓国にいることがわかって。紹介したい人がいるから晩ごはんを食べようと連絡をもらい、駆け付けました。そこで監督とお会いし、ラーメンを食べながら話すことができた。

そのときの印象で出演を決めてくださったようなのですが、当時僕は赤髪の坊主頭だったんですよ(笑)。よく繊細な役に抜擢してくださったなと、あらためて感謝しています。

今後の夢としては、英語力を活かして海外のチームと関わる作品に挑戦してみたい。僕は人生を数十年先まで考えるタイプなので、50歳になったときのビジョンもあるのですが、近々に叶えたいことはそれですね。

昔から応援してくれている人たちには、「凌輝は何も変わってないね」とよく言われます。それは僕が言われて一番嬉しいこと。これからも驕ることなく、自分が思う道をまっすぐに歩いていきたいと思います。

【関連記事】
松下洸平×松下優也×フランク・ワイルドホーン「愛と音楽に国境はない。日本の観客のソウルを揺るがすステージを3人で作っていきたい」
『ミッドナイトスワン』邦画史上初のロングラン上映で主演・草なぎ剛の舞台挨拶が決定!
仲野太賀さんが『徹子の部屋』に出演。仲野さんや伊藤沙莉さんら巧みな演者が出演『虎に翼』になぜあれほど視聴者は惹きつけられたのか

三山凌輝さん初主演映画『誰よりもつよく抱きしめて』は2025年2月7日より公開!


三山凌輝さんの記事が掲載されている『婦人公論』2月号は好評発売中!

『婦人公論』2月号の目次・購入はこちら