
いつも通りの作戦で、序盤はやや飛ばして「貯金」を作っておくつもりでした…(写真:stock.adobe.com)
時事問題から身のまわりのこと、『婦人公論』本誌記事への感想など、愛読者からのお手紙を紹介する「読者のひろば」。たくさんの記事が掲載される婦人公論のなかでも、人気の高いコーナーの一つです。今回ご紹介するのは福井県の70代の方からのお便り。何か体を動かすことがしたいと思い、60歳を過ぎて始めたマラソンで――。
60歳でマラソンに挑戦
何か体を動かすことがしたいなと思って、50歳を過ぎた頃から水泳を始めました。簡単に考えていたけれど、これが意外にも難しい。
しばらく続けましたが、さっぱり上達しないのでやめ、次に出会ったのがマラソンでした。60歳を過ぎていましたが、自分に合っていたのか、もう10年近く続いています。
やるからには大会にも出てみたい。そこで、目標を定めて最初は3kmの部から参加。5km、10kmと距離を延ばしていき、5年前と3年前にはフルマラソンに参加しました。
まずは完走できればいいと思っていたのですが、1度目は途中どしゃぶりに遭ったにもかかわらず5時間というタイム。自分でも驚くほど淡々と走り切ることができたのです。