「段階を踏む」の威力

「でも、ということはジムに行く習慣をつくるのは難しいですか? 僕もそのうち、ジムに通って屈強なボディを手に入れたいんですけど」

屈強なボディが似合わない高橋くんは言いました。

「いや、段階を踏めば大丈夫。まだ運動習慣がなかったら、家での筋トレから始めるといいよ。それを5分、10分とレベルアップさせていって、それでも運動に抵抗がなくなってきたらジムに挑戦しよう。それもいきなり毎日じゃなく、『普段は家で10分。日曜日だけジム』とかだと続きやすいよ」

「ふむふむ」

「これもデータがあるよ。いきなりジムに行こうとすると、成功率はすごく低い。でも家での筋トレとかを30日続けられた後だと、格段に成功率がアップするんだ」

<『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』より>

「すごい差だ!」

「習慣化してくると、運動することに対する抵抗が減るんだよね」

「なるほど。簡単なことから始めて、徐々にレベルを上げるといいのか。たしかにドラクエでも、最初の敵はいつもスライムだもんなあ」

高橋くんは、独自の思考で納得しました。

POINT
■準備も含めて5分でできる目標は続きやすい
■5分以上やるのはOK。しかし最低限のハードルは上げない
■小さなことでも続けられると、高い目標にレベルアップしやすくなる

 

※本稿は、『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。


200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』(著:戸田大介/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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