懐かしい記憶を呼び覚ませば……
歩くだけでも十分効果はありますが、散歩を目的にすると、飽きてしまったりおっくうになったり。
せっかくですから春を探して散歩してみてください。
「サクラは咲いたか? 木蓮の花は? まだ蝋梅が残ってる! ツクシだ! この草は何という名前だったっけ? スマホで調べよう。学校から『仰げば尊し』が聞こえてきた。卒業式か。卒業式はいつも泣いたな。あの子元気かな」。
感覚が刺激され、脳は新しい情報をインプットしたり、懐かしい記憶を呼び覚ましたりと、おおいに活性化するでしょう。
※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(著:和田秀樹/日本文芸社)
何歳からでも「日々、楽しく、ためす」ことが若さの秘訣。
脳・心・体に効く暮らし方を、春夏秋冬365日分、提案します。