江戸で所帯を持てる男はエリートだった

江戸には関東一円から工事の仕事を求めて、人がやって来ました。京や上方からは商人が。職にあぶれた浪人も集まってくる。

こうして江戸は急速に拡大していくのですが、問題は住人の男女比です。

江戸中期でさえ、男性2、女性1の割合だったと言うことですので、初期には男性比率はもっとずっと高かったはず。

つまり、江戸で所帯を持てる男は少数であり、それだけでエリート。

一方、独身男が多いとどうなるか。

外食産業が盛んになり、遊女屋も繁盛していくことになります。